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教員採用試験の合否を政治家らに事前通知するのはルール違反――。全国都道府県教育委員会連合会は18日、大分県日出(ひじ)町で開いた総会2日目の議論で、こんな結論に達した。「事前通知で合格者が変わるわけではない」という声も出たが、合否を発表前に伝えることはやめるべきだとの意見で一致したという。
都道府県の教育委員長、教育長ら約90人が6グループに分かれ、教員採用などについて議論した。採用業務については「一部の担当者が暴走できない仕組みを」「受験者の名前が選考担当者に特定できないようにすべきだ」など、改善の必要性を指摘する意見が出た。
県議らに事前通知を求められた場合、そのことを情報開示するルールを設けた事例も紹介された。連合会長の木村孟・東京都教育委員長は会合後の記者会見で「情報開示制度は一つの方法だ。日本的ななれ合いの構図にくさびを打ち込むこともできるのでは」と語った。
大分県の西太一郎・教育委員は不正防止策について「透明性を高めることに尽きる」と語った。「それがわかったことが収穫。これまでは不勉強だった」