第3回朝日アマ囲碁名人戦全国大会
2008年7月18日更新
第3回朝日アマチュア囲碁名人戦全国大会(朝日新聞社、日本棋院主催)が20、21の両日、東京都千代田区の日本棋院会館で開かれる。今年は出場58選手中10代が9人。若返りが飛躍的に進み、アマ碁界に新風の訪れを感じさせる。全国制覇を成し遂げ、アマ名人に挑戦するのは誰か。(伊藤衆生)
◆優勝者は三番勝負へ
地方大会を勝ち抜いた49選手と招待9選手が出場する。組み合わせは、1回戦が東西対決となるよう主催者が抽選した=表。トーナメント6勝(シードは5勝)で全国優勝。さらに優勝者は26、27の両日に神奈川県湯河原町で洪マルグンセム・アマ名人(26)との三番勝負に臨み、「アマ名人」の座をかけて戦う。
◆10代が9人、碁界に新風
前身の朝日アマ十傑戦(45回で終了)から続く「朝日アマ」の歴史の中でも、格別に若い顔ぶれとなった。10代は史上最多の9人、20代14人、30代10人、40代6人、50代11人、60歳以上8人。10代の躍進は平均年齢を一気に38.9歳(昨年43.9歳、一昨年47.1歳)にまで引き下げた。プロ、アマを問わず、若手の台頭が急速に進んでいる。
一方で70代の大ベテランも4人出場している。新鋭と古豪の活躍次第では、半世紀以上の年齢差の対戦も実現するかもしれない。
優勝争いは、招待枠では前名人・尹春浩選手と中園清三選手が有力。尹選手が名人位奪還へ意欲をみせるか、2年連続準優勝の中園選手が挑戦権を手にするか。新棋戦移行後の入賞のない多賀文吾、西村修の2選手が巻き返す予感もある。地方大会選出組では一昨年のアマ本因坊・村上深選手(東京)と昨年の世界3位・森洋喜選手(愛知)の実績が抜きんでている。